人間国宝 藤原雄 備前焼 茶碗 抹茶碗 買取させていただきました! | 【とみ蔵】
先日は燕市より茶碗を出張買取させて頂きました!備前焼は日本六古窯のひとつに数えられる歴史ある焼き物で、岡山県備前市伊部で生産される陶器のことです。約1300度で焼成するという製法が特徴で、そのような陶器は焼き締め陶と呼ばれます。窯の温度や土の状態、窯への詰め方によってひとつひとつの作品に違いが生まれるため、1つとして全く同じ備前焼は存在しません。素朴な茶褐色の焼き物は「使い込むほどに味が出る」と言われ、派手さはないが飽きのこない美しさがあるとして多くのコレクターを魅了しています。その中でもこちらの作品は高額買取が期待できます。理由は人間国宝に登録されている藤原雄が手がけたものだからです。備前焼作家としての人生をスタートさせた藤原雄はすぐに頭角を現し、20代の頃から数々の陶芸展や美術展で入選します。そして31歳のときにスペイン・バルセロナの国際陶芸展で大賞を受賞すると、藤原雄の備前焼は世界的に評価されるようになりました。その後、藤原雄の作品はアメリカ・メトロポリタン美術館やイギリス・大英博物館をはじめとした世界各国の美術館に収蔵されるなど、世界的な評価は不動のものとなります。これらの功績が認められ、1996年にはついに重要無形文化財「備前焼」の技術保持者として人間国宝に認定されました。これだけでも価値は高いですが、共箱も重要です。共箱があるないで買取価格が左右されます。是非とっておいてください。もしご自宅に備前焼がありましたらとみ蔵で査定してみてはいかがでしょうか?お電話ご来店お待ちしております。