古九谷 角福上手作 江戸後期〜明治期 金襴手 中国人龍鳳凰画 買取させて頂きました! | 【とみ蔵】
先日はとみ蔵古正寺店にて飾り皿を買取させて頂きました!角福というのは一般的に九谷焼の裏側には作者の銘が書かれています。ですが古九谷などでは「福」と描かれたものが多くあります。これは中国磁器から伝わった吉祥を意味する銘です。 「福」を二重の四角で囲ってあるものが多く、それを 「角福」といいます。こちらの品物は古九谷焼ですが、九谷と古九谷の大きな違いは作られた時期です。「古九谷」は九谷村で最初に開窯されて突然閉じられるまでの約50年間の間に焼かれたものを指します。作られた期間が短いため、現存数が少なく、希少価値も高くなります。九谷はほかの色絵磁器に比べると釉の色が濃く、力強い絵付けが特徴ですが、古九谷は特に力強く独特の魅力を放っています。また、古九谷はその様式から「祥瑞手(しょんずいで)」「五彩手」「青手」などに分類できますが、素地を青・緑・紫・黄の彩釉で塗りつぶした「青手」は古九谷特有の様式です。買取価格についてですが、価格には作品の状態や保存状況が大きく影響します。欠けやひびがあると価格は下がりますが、良好な状態で保存されているものは高くなります。それと信頼性のある鑑定書がついている場合、その価値はさらに上がります。特に、有名な作家や重要な歴史的背景を持つ作品では、鑑定書が価格を大きく左右します。もしもご自宅に古九谷、九谷がありましたら一度査定してみてはいかがでしょうか?とみ蔵では出張買取も行っております。お電話ご来店お待ちしております!